コペルくん的読書日記

誰かと本の感想を語り合いたい寂しめなコペルくんです

2015-01-01から1年間の記事一覧

非常識な成功法則【新装版】(神田昌典、2011)★★★★ー0009

結局、成功者が述べる成功法則の中には、成功した人がさらに成長するための法則が多いんだ。凡人はそれを真に受けちゃダメ。優先順位が違うんだからかえって逆効果。 本書は、総合ビジネス誌で「日本一のマーケッター」と評された、現株式会社ALMACREATIONS…

朝昼夕3つのことを心がければOK! あなたの人生を変える睡眠の法則(菅原洋平、2012)★★★ー0008

やる気が湧き上がるには、必要な条件があります。それは、脳がしっかり目覚めていること、脳の中の記憶が整理されていることです。そして、この2つの条件を可能にするのが、睡眠です。 本書は作業療法士の菅原洋平氏*1による「やる気を出すための睡眠メソッ…

竜馬がゆく(三)(司馬遼太郎、1998)★★★★★ー0007

もう土佐には帰りません。天下を棲家として暮らします。 幕末の奇蹟といわれた風雲児坂本竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描いていた青春群青、昨日に引き続き第三巻です。 コメント 今日も同様に「かっこよく生きるためには…

竜馬がゆく(二)(司馬遼太郎、1998)★★★★★ー0006

人の命は短いわい。わしに、なんぞ大仕事をさせてくれんかネヤ 幕末の奇蹟といわれた風雲児坂本竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描いていた青春群青、昨日に引き続き第二巻です。 これも昨日と同様「かっこよく生きるために…

竜馬がゆく(一)(司馬遼太郎、1998)★★★★★ー0005

「眼の前に、とほうもなく大きな黒猪がいるんじゃ(略)いつも眼に浮かぶ。黒猪はいつもわしから逃げちょる。逃げながら、おいでおいで、しちょる。追おうと思っても、足がねばって動かん。黒猪は嘲って、竜馬ン馬鹿ァ、ちゅいよる」 「胸中そんな黒猪がいる…

君たちはどう生きるか(吉野源三郎、1982)★★★★★ー0004

僕、ほんとうにいい人間にならなければいけないと思い始めました。叔父さんのいうように、僕は、消費専門家で、なに一つ生産していません。(略)しかし、僕は、いい人間になることは出来ます。自分がいい人間になって、いい人間を一人この世の中に生み出す…

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング(赤羽雄二、2013)★★★★★ー0003

「A4の紙に1件1ページで書く。ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な「考える力」を鍛えられ…

生き方―人間として一番大切なこと(稲盛和夫、2004)★★★★★ー0002

「人生の目的は、心を高めること、魂を磨くことにある。(略) 人格を練り、魂を磨くためには(略)この俗なる世界で日々一生懸命に働くこと、目前の仕事に脇目もふらず打ち込むことです」 二つの世界的大企業・京セラとKDDIを創業した稲盛和夫さんによる、…

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ(苅谷剛彦、2002)★★★★★ー0001

「他者を批判するとき、人は簡単に、自分を善玉の側に置く。ところが、そうした区別自体が、どういうからくりで出来上がっているのか、区別自体を生み出す線引きのしかたが、どういう文脈から生まれてきたのか、その線引き自体にはどういった意味があるのか…