コペルくん的読書日記

誰かと本の感想を語り合いたい寂しめなコペルくんです

土井英司の「超」ビジネス書講義(土井英司、2012)★★★★ー0046

比喩的に言えば、ビジネス書とは食品のようなものです。旬がある。鮮度が命。いいものであればあるほど、「腐って当然」です。

人間、教養がつけばつくほど「WHY」を論じたがり、「WHAT」や「HOW」を疎かにするようになります。でも、実際に世の中を動かすのは、「WHAT」や「HOW」の力なのです。あなたが何をするかが、あなたの家族や会社、社会に大きな影響を与えるのです。そして、「WHY」と違って「WHAT」「HOW」には人の数だけ答えがある。どれが正しい答えかは、誰にもわからないのです。ただひとつだけはわかるのは、教養書を読もうと、ビジネス書を読もうと、答えは自分で見つけるしかないということ。そしてそれにはリスクが伴うということです。

 業界で最も影響力のある書評メルマガ「ビジネスブックマラソン」編集長にして、17,000冊を読んできた日本随一のビジネス書の目利きの筆者が語りつくした一冊です。著書はamazon.co.jpの立ち上げにも参画されており、数々のベストセラーを仕掛け、同社の第一回Company Awardを受賞されています。実は以前より、メルマガ登録していたのですが、全然読んでいませんでした。。(泣)これから読もうと思います。

 今回は何か良い本知りたいなーと思ってなんとなく手に取りました。以下参考になったことと、読みたいなと思った本をメモしました。

 

■参考になったテクニック

・書店での「20ページ」の立ち読み
・現場に足を運んで情報を収集する

 

■情報収集の流れ(メモ)

今回知り得た知識をくわえて考えると、このような流れで情報収集をすることが大切だと思いました。

・漫画やアニメ、映画、TV、ネット記事から動機付け
・ネット検索で、何を知るべきかを知る、概要を知れたら知る
・書店ぶらつき立ち読み
・簡単入門の簡単な書籍
・書籍読み込む
・現場に出向いて空気を知る、関係者に話を聞く

 

■読みたいなと思った本メモ

・幸福についてー人生論
会社四季報
・ザ・プロフィット
・億万長者のビジネスプラン
・世界史
・銃・病原菌・鉄
・ことばと文化
・わたしはどうして販売外交に成功したのか
・自己開示の心理的研究
・伸びない市場で稼ぐ!成熟市場の2ケタ成長戦略
・仮説思考(再読したい)
・論点思考(再読したい)
・イシューからはじめよ(再読したい)

 

土井英司の「超」ビジネス書講義 (ディスカヴァー携書)