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コペルくん的読書日記

誰かと本の感想を語り合いたい寂しめなコペルくんです

補稿:バイタリティを後天的に獲得する方法について少し考えてみました(1)

 

 前記事(0035ー現代語訳 論語と算盤)にて、いかにしてバイタリティを獲得できるかということについて考えていきたいと書きました。本記事ではそれをどうにか回収していくつもりです。

 

■課題意識

 かっこいいと思う偉人たちはいるものの、「どうやって彼らに近づくか」については皆目見当がついていませんでした。とりあえず偉人たちの書籍を読んでみて、少なくとも共通しているのは、人並み外れた「バイタリティ」であるように感じました。かつ、それは常日頃僕には足りないと思っていることでもありました。なのでやや安易ですが、ここの差を埋めることで少しでも彼らに近づけるのではないか、何かが見えるようになるのではないか、そんな期待を抱いています。ですので今回は、表題の通り「どうすればバイタリティを後天的に獲得できるか」について考えていきたいと思います。

 

■今回の結論(バイタリティを高めるアクション)

  1. 作業をするならとりあえずカフェに行く
  2. カフェではまずメモ書きから始める
  3. 作業の期限を決める
  4. 期限を守れなかったときのペナルティを作る
  5. 誰かを無理やり作業に巻き込む

 

■目次

①バイタリティとは?
②もっともバイタリティらしい要素は?
③なぜ後回しにしてしまうのか?
④どうすれば後回しにせずすぐに着手することができるのか?

 

①バイタリティとは?

 そもそも自分はどういった意味合いでバイタリティという言葉を使っていたのでしょうか。なんとなく使ってしまっていましたが、おそらく「結果を出し続けるために必要な圧倒的な体力と精神力」といった意味合いで使っていました。たしからしそうなそんな気がしないでもないですが、果たして本当にこの表現で「バイタリティとは」という本質をつけているのでしょうか。自信はないです。なので一旦ここでは、本来の「バイタリティ」とはどういった意味なのか、ということについて少し考えていこうと思います。

 まず世間一般ではどう解釈されているのかを知るべく、「活力のある人」「バイタリティのある人」というワードで検索をかけて、ヤフー知恵袋の回答等を見てきました。そこでの回答を無理やり3つにまとめるとしたらこんな感じです。

  • (心)失敗を失敗で終わらせず成功するまでやり続けるタフさ
  • (技)すぐに行動に移して結果的に量をこなすスピード
  • (体)長時間やり続ける持久力

今度はもう少しアカデミックに、辞書で調べてみました。以下はそのまま引用です。「活力」に付随する言葉の字義についても引用します。

vitality(英)

(1)活力にあふれた態度
(2)生き残り、成長することができる特性

(日本語WordNet(英和)) 

活力とは、活動を生み出す力。元気よく動いたり働いたりする力。
活動とは、活発に動くこと。ある動きや働きをすること。
活発とは、元気で勢いのよいさま。行動・活動などが生き生きとして盛んなさま。

コトバンクーデジタル大辞典)

 上記の定義を総合して考えると、バイタリティという言葉が示す範囲は、生き残るという目的を根に据えて、以下の3つのすべての範囲を指して、「バイタリティ」という言葉が用いられていることがわかります。

  • 「活力」=エネルギー
  • 「活力」に溢れ、活発に動けている状態、生き生きとした状態
  • 「活力」を切らさないで維持する仕組み
    =生産(容量の大きさ×生産頻度×生産効率)ー消費(消費頻度×消費効率)

 ここでポイントかもしれないと思ったのは、人間が活発に働くためには「活力」を消費しなくてはならないという概念です(上記の「活力」に付随する言葉の定義より)。なるほどなと思いました。以下のような式で表せます。



どのタイミングで「活力」は生産され、どのタイミングで消費されるのか、ということが大事になってくるのではないかと思われます。

 

②もっともバイタリティらしい要素は?

 さて、ここからバイタリティ・活力を高めるために、具体的にバイタリティがどういうときに生産されて、どういうときに消費されていくのかを考えていきたいのですが、そもそもバイタリティがどういったものか具体的な指標がよくわかっていないため、比較検討することが出来ません。

 なので先ほど登場した心・技・体をもう一度分解して具体化してみます。具体的に下のような表にまとめてみました。

f:id:hamanao:20160106003907p:plain

 少し広がりすぎました。笑、「バイタリティを高める」ということを詰めて考え実践していくためには、回収必須なトピックかなと思うので、今後地道に考えていきます。

 今回は、この中でもっともバイタリティらしいトピックのうち1項目について検討していければと思います。

 そのトピックとは、上記の表でハイライトした「目の前の作業に取り組むまでのスピード」に関してです。これが上記の項目の中で最も重視すべきもののように思えました(個人的に)。

 

③なぜ後回しにしてしまうのか?

仕事が遅い理由のかなりの大部分が、じつはスピードの問題よりも、「すぐに着手しない、着手できない」ことに起因する(速さはすべてを解決する/赤羽雄二)

 以前読んだ書籍にもこのような記述がありました。たしかに僕の場合、残念ながらこれにかなり当てはまってしまっています。そういう自覚はあります。

 では実際現状どうなっているのかというと、例えばブログを書こうとか、仕事をしようとか、本を読もうとか、メモ書きをしようとか思ったとします。

 しかし、それをそのまま行動に写せることは稀で、ではその代わりにどういう行動をしているのかというと、コーヒーを入れる、お菓子を持ってきて食べる、スマホで漫画を読む、スマホでnewsをpickする、ランニングをする、落書きをする、風呂に入る、ご飯を食べる(と同時についているTVをそのままだらだら眺める)といった感じです。特にスマホ系と飲食系に逃げてしまうことが多い気がしますね。

 しかもひどいことに、上記の娯楽に逃げ込んだはいいものの、そこで心底楽しめているかというとそうではなく、精神の半分は作業に残してきていて、つまりずっと気がかりになっていて重荷になっているとは感じながらも、娯楽をなあなあでこなしているというような感じなのです。このままでは本当にいけない、という危機感があります。

 では、なぜなんだかんだで後回しにしてしまうのでしょうか。

 上記の娯楽に流れてしまうとき、自分の感情はどうなっているのかを少し考えたいと思います。自分はなぜ目の前の着手すべき作業以外に手をつけたくなったのでしょうか。考えられることを思った順番通りに挙げてみました。

  • 作業が面倒くさい
  • 作業のやり方がわからない
  • 作業のボリュームが多くて気が遠くなる
  • 終わったところをイメージできない
  • 時間はまだあるしなんとかなると思ってしまう
  • なんとなく手がスマホに伸びている

 どうやら明らかに作業の側に原因があるように思えます(つまり、本当に読みたくてそのweb漫画を読もうとしている訳ではないということです)。また単純ですが、物理的に逃避できるような環境に身を置いてしまっているということも原因の一つかもしれません。

 つまるところ、目の前の作業を「朝飯前」のレベルだと思い、かつそれをやることを強制されるような環境を用意することで解決するようなそんな気がしています。その二つを抑えれば、今よりは少しはバイタリティが高い人間になれるような気がします。

 

④どうすれば後回しにせずすぐに着手することができるのか?

 ということで、ここからは具体的な施策の検討をしていきたいと思います。シンプルに2段構成です。まず作業を強制されるような環境に自ら赴くこと、そしてそこで目の前の作業を細かく砕けるようになることです。

 作業を強制されるためには、「人」「集中して作業できる環境」「期限とペナルティ」が必要なのではないかと思いました。

 「人」で言わんとしていることは、常に誰かを巻き込むということです。先日100kmマラソンをした際(前記事)、友人を巻き込むことに成功しましたが、これがしっかり頑張らざるを得ない状況を生んでくれて、振り返ってみてすごく良かったなと思っています。こういう強制力を活用すべく、あらゆる活動に、間接的にでもいいので友人や知人を上手く巻き込むことを今後も継続してやっていこうと思います。またもう一つの意味・役割としては「監視の目」ということですね。僕の場合、プライドが高いので、かわいい女子がいるカフェとかに行けば、漫画は読まずに作業に集中することができたりします。

 「集中して作業できる環境」は、そのままです。上司にも仕事場は作った方がいいぞとアドバイスを頂きました。やっぱり個人的には「監視の目」としての機能が一番大きい気がしますが、実際やってみて集中して作業できる時間が結果的に増えているので、今後も継続していこうと思います。ちなみに、既に4箇所作業用のカフェを見つけました。いい感じな気がします。

 「期限とペナルティ」もそのままです。「人」のところと強く関係していますが、それを達成する「期限」を設けること、そしてそれを達成できなかったときには「ペナルティ」を課すべきだろうということです。読書会を開催しているのですが、これが主な理由だったりします。読書会のおかげでなんとか、最低限読書を読めていますし、なんならこのブログもそれで運用できていたりもします。

 強制される環境ということに関して、結論、自分がやるべき作業を確認したら、まずそれをいつまでにやるべきかを決め、どうやって知人を絡めるかを決め、達成できなかったらどれくらいのペナルティを支払うかを決め、必要最低限の荷物でカフェに行ってこもる、というのが良さそうです。

 さて、最後にどうやって目の前の作業を細かく砕くか、ということですが、これはもうゼロ秒思考メモに任せるとします。とにかくまずメモを書き始める。これだけをルールにして縛って、それ以降はそのときの自分の考えに委ねることにします。

 とても長くなってしまいましたが、最後までお読み頂いて本当にありがとうございました。