コペルくん的読書日記

誰かと本の感想を語り合いたい寂しめなコペルくんです

2015-10-31から1日間の記事一覧

人間失格(太宰治、1989)★★★★★ー0014

人間、失格。もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。 太宰治氏による、人間不信の男(葉蔵)が狼狽していく様をありありと描いた「人間の醜さを映し出す鏡」のような一冊です。精神的に健康で生きてきた方が読むとぞっとするような内容です。ちなみ…