コペルくん的読書日記

誰かと本の感想を語り合いたい寂しめなコペルくんです

10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと 答えのない不安を自信に変える賢者の方法(山口揚平、2015)★★★★ー0040

僕は都市上位や地球市民を目指したいです

 ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社代表取り締まり役の山口揚平氏による、若者に向けたこの社会で生きて行くための指南本となる一冊です。

 

■課題意識

昨日と同様に、世界がどう動くのか、自分をキャリアを考える上で何かヒントを得ようと思い本書を手に取りました。と、思ったのですが、なぜか自分に響くのはコミュニケーションについてのことばかりでした。やっぱり表層の顕在意識ではもちろんですが、潜在意識レベルでもこれを課題だと感じているっぽいですね。。

 

■気付き
①コミュニケーションの本質は「距離」
②やっぱり人徳を積むべし

①コミュニケーションの本質は「距離」

相手との距離感・間合いを冷静に感じて、言語化するべき。自分ではなく、相手に注意を向けるんだよ。

柔軟性とは自意識の解消度合い

さらす勇気、自分の黒歴史もコンプレックスも、自分のカレンダーも何もかも。

一緒にいて楽しい人、気分のいい人になる

 コミュニケーションの本質は「距離感」のマネジメントだそうです。そのためには、自分のことを客観的に見れるようになる必要があります。その場に求められていることを、自分の感情というフィルタを一旦認識して、排除するようにするようにした方が良さそうです。

 具体的なアクションはあまりイメージできていないです。あまり気が合わないような飲み会に参加することと、コミュニケーションについて、例えば「気遣い」とかそういう類の書籍を手にとってみようと思います。また名作文学にも定期的に触れていきたいと思っています。

 

②やっぱり人徳を積むべし

アセットは必ずしもキャッシュではない

「助けて!」と言える相手を持つことかな。損得抜きで付き合える人たちを周りに作ること。時間と余裕があるときは功徳を積みなさい。信頼残高が増えるから。特に、友達が最も困っているときこそ、全力で助けなさい。

しかもそういう行為をすることで、君は自分に余裕があると認めることになるんだ。行動が考えや意識を決める方が実際、多い。

 これですね。前記事(0014ー人間失格)にも書きましたが、情けはためならず精神ですね。積極的にそういう善行を積んでいくしかないんですね。今後は、縦の社会というより、横のつながりが増えていくそうなので、ますます、こういう人間としての魅力を磨いていこうと思います。

 個人的に、この「アセットは必ずしもキャッシュではない」っていうのが響きました。昨日の前記事(0039ー未来に先回りする思考法)の書籍の中でも出てきましたが、お金は「価値」を表現するひとつでしかない、ということです。今後本質的に「価値」とは何かということを見直していきたいと思います。